ROUTE127遊びの基礎知識 14章

ショートレリーズを自作しよう
長いレーリズをちょん切って短く加工する

 

 

1)小型の時代スプリングカメラにフィルムを入れると、なぜか絞りたい欲望にかられる、その場合スロースピードシャッターを多用する事に成るし、もともと高速シャッターなど用意されて無いカメラが多く、シャッターの硬いカメラなどはいつも手ぶれの危険性と隣り合わせで極小のレリーズを使用したいと思うのだが、年末になけなしの一本を善福寺公園で落としてしまった。それ以来必死扱いて探していたのだが、どうもその辺で気軽に手に入る物では無いようで有る。

先日そんな僕を哀れんでか既得な友人が長いレリーズを極小に加工してくれた、右の写真がそれで有る。非常に綺麗な工作で使い勝手も抜群で有る、この場を借りて再度御礼を申し上げておきたい。


 

2)しかしカメラによってはストロークが足りずシャッターが落ちなかったり、復帰のスプリングを取り外した為に劣化したシャッターなどでは復元しない場合もある、こりゃ〜何種類も必要だ!という結論に達したが、そうそう人の好意に甘えてばかりはいられない、ココは一つ挑戦してみようと言う事で有る。専用の工具や技術は無いが「成ば成る成さねば成らぬ何事も」かな?。


 

3)まずは中途半端に長いレリーズをちょん切ってみると(大外の黒い布部分の端をカッターで剥がすのですが)構造が何となく分かったような気持ちに成ります。
a)指で押す手元部分からピンが伸びていて細いバネワイヤーに繋がっています、末端はシャッターを押すピン(パイプ)にカシメ状態で固定されています。
b)手元部分にはスリーブがかぶっていて中に復元用のスプリングが入っています。
c)さらに写真では黒い布部分の中で見えませんが太いいバネワイヤーが覆っています。
c)それらを包み込む形、スプリングにテンションを掛ける状態で黒い布部分が末端のねじ込み金具と手元金具に固定されているのです。

4)まずはスプリング付き直結レリーズに挑戦して見ました、出来るだけ短く作る為には、スプリングが治まるギリギリの長さにスリーブを切る必要が有ります。カッターで押さえクルクルと傷を付けてポキッと折る、ゴム動力模型飛行機の羽の竹ひごを繋ぐあれですな。


 

5)短くしようと先ッチョのねじ込み金物も金鋸で切っちゃいました、結果ちょっと難儀な事になりました。スリーブと瞬間接着剤で固定するつもりが、このままでは無理そうに見えます。仕方なくドリルでスリーブの太さで2ミリ程掘りました。切らないでも良かったかも?(もう一本の首振り型は切らずに作ってあります)


6)次に手元部分と先ッチョのピンを細いバネワイヤーで繋ぐのですが、バネワイヤーを先ッチョのピンが少し先端のねじ込み金物から出る状態に長さを調整して切りまして、瞬間接着剤でくっつけちゃいました。これで部品加工はほぼ完了、太いバネワイヤーは使用しません。

 

7)かと思いきや、スプリングのエンドがすぼんでいてピンが通りませんのでこいつもちょっとパッチン。

8)最後に化粧と接着剤のツキを良くする為にスリーブに黒布を被せて接着、お〜〜〜完成だ!僕にも出来た。

 

 

めでたしめでたし。

尚、細いバネワイヤーを延長して、太いいバネワイヤーを被せてから、黒布を被せれば首振り型のが出来ます。どうぞおためしあれ。



ひとつもどる   いっぱいもどる